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必見!徳田八十吉の2代目コレクションにおける真作の選び方

こんにちは。【ブランドアンティーク弁天堂】、オーナーの岩本雄二です。

美術品のなかでも特に人気を集める九谷焼ですが、その歴史のなかで圧倒的な存在感を放つ名匠の作品に興味を持たれる方は非常に多いですね。

特に徳田八十吉のコレクションに関するお問い合わせは絶えることがなく、九谷焼としての作品の価値や市場価格、あるいは本物かどうかの真贋の見分け方について、不安や疑問を抱えている方がたくさんいらっしゃいます。

実は、当店には2代目徳田八十吉の作品があります。
この商品の良さ等をお伝えしたいと思います。

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Yahoo!オークション - 二代 徳田八十吉 深厚燿変 華瓶 花瓶 壷 高さ 22...
Yahoo!オークション - 二代 徳田八十吉 深厚燿変 華瓶 花瓶 壷 高さ 22...

【商品情報】 商品名: 二代 徳田八十吉 深厚燿変 華瓶 花瓶 壷 高さ 22cm 共箱 九谷焼 柳雨軒 商品説明: 二 ...

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せっかく価値ある骨董品や一生モノの作品をお迎えするのなら、しっかりと納得したうえで選びたいと思うのは当然のことです。この記事では、私が日々たくさんの美術品と向き合うなかで培ってきた視点をもとに、名匠が遺した深厚燿変の魅力や、安心して名品を選ぶためのポイントをわかりやすくお伝えしていきます。

読み終える頃には、ご自身のコレクションにふさわしい素晴らしい作品との出会い方がきっと見えてくるはずです。

この記事のポイント

  • 九谷焼の歴史における二代目徳田八十吉の立ち位置と重要性
  • 独自の技法である深厚燿変が持つ色彩の魅力と化学的な背景
  • 真作を見極めるための箱書きや落款の具体的なチェックポイント
  • 飾り壺や華瓶の市場価格の相場と価値の妥当性

2代目徳田八十吉の魅力

九谷焼の長い歴史のなかでも、二代目徳田八十吉が遺した作品群は、他にはない特別な輝きと重厚感を放っています。彼がどのようにして偉大なる初代から伝統を受け継ぎ、そして現代アートにも通じる新たな境地を切り開いたのか。

まずは、その奥深い世界観と作品の絶対的な魅力について、美術的・歴史的な視点からたっぷりと紐解いていきましょう。

九谷焼の歴史を繋ぐ名匠の歩み

九谷焼といえば、赤、黄、緑、紫、紺青といった色鮮やかな「九谷五彩」の絵付けを思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、その歴史は決して平坦なものではありませんでした。1

7世紀半ば、大聖寺藩の命によって開窯されたとされる「古九谷」は、わずか半世紀ほどで突如としてその火を消してしまいます。謎多き廃窯を経て、19世紀になってからようやく「再興九谷」として吉田屋窯などが立ち上がり、再び歴史の表舞台へと姿を現すという、実にドラマチックな変遷を辿っているんですね。

その激動の歴史のなかで、徳田家は現代九谷の色彩表現の基盤を築き上げた、非常に重要な系譜として知られています。

初代八十吉は、途絶えかけていた古九谷の「青手」の技法を徹底的に研究し、その色彩を現代に蘇らせた偉大な功労者です。また、皆様もよくご存知の三代目は、複数の釉薬を巧みに操る「耀彩(ようさい)」というグラデーション技法を完成させ、人間国宝として国際的にも高い評価を得ました。

そして、その間に立ち、徳田家の歴史を最も力強く支えたのが、今回焦点を当てる二代目(1907年 - 1997年、本名:徳田嘉平)です。

彼は初代の養子として迎えられ、古典的な技法を徹底的に叩き込まれました。しかし、彼は単なる技術の模倣者や継承者にとどまることはありませんでした。

偉大な父の背中を追いかけながらも、時代に合わせた近代的な九谷焼のあり方を必死に模索し続けたのです。その結果、彼は伝統と革新を融合させた「現代九谷の名匠」として、九谷焼の歴史に決して消えることのない確かな足跡を残しました。

彼の歩みを知れば知るほど、その作品から伝わってくる熱量の理由がわかるような気がすると思いませんか。

深厚燿変が放つ唯一無二の色彩

二代目の作品を語るうえで絶対に欠かせないのが、「深厚燿変(しんこうようへん)」というキーワードです。これは単なる色の名前や技法名ではなく、彼が陶芸家として生涯をかけて追求した魂の結晶そのものと言っても過言ではありません。

まず「深厚」という言葉ですが、これは初代が創出した「深厚釉(しんこうゆう)」という独自の重厚な色彩表現に由来しています。酸化銅による緑、酸化マンガンによる紫、そして酸化コバルトによる深い紺青といった金属酸化物を巧みに調合し、それを純白の磁器のキャンバス上で表現する技術です。

初代が完成させたこの重厚な釉薬を、二代目は自らの創作の絶対的な基盤として受け継ぎました。

一方で「燿変」とは、本来であれば窯のなかでの予期せぬ化学変化(窯変)を指す言葉です。しかし、二代目の深厚燿変は、ただ偶然に身を任せるものではありませんでした。

計算し尽くされた複数の釉薬の重なりが、焼成時の熱によって溶けて流動し、複雑に交じり合うことで生まれる色彩の干渉を、彼自身の熟練の経験と直感によって「意図的に制御」したのです。

炎の力と人間の技術がせめぎ合うギリギリの境界線で生み出される、まさに偶然と必然が織りなす芸術かなと思います。

釉薬の奥深い化学的アプローチ

少しだけ専門的なお話をさせていただきますね。

九谷焼の上絵具は、ケイ酸鉛を主成分とするガラス質の層でできています。このガラスマトリックスのなかに遷移金属イオンが溶け込むことで、特定の光の波長が吸収・散乱され、あの独特の深い発色が生まれます。

二代目は、このガラス層の厚みを物理的に微妙に変化させることで、光の屈折率を自在に操り、吸い込まれるような奥行きのある色彩を実現しました。現代の最新デジタル技術をもってしても決して再現できない、物理的な厚みと熱の記憶が宿っているからこそ、私たちはこの色彩に強く惹きつけられるのです。

また、この深厚燿変の作品は、飾る場所の光の当たり方によって全く異なる表情を見せてくれます。例えば、朝の柔らかな自然光の下で見る緑と、夜の温かみのある間接照明の下で見る紺青では、同じ壺とは思えないほど景色が変わります。

日々変化するその唯一無二の色彩を愛でることこそが、二代目の作品を所有する最大の喜びかもしれませんね。

柳雨軒の銘に込められた世界観

二代目の作品や共箱には、よく「柳雨軒(りゅううけん)」という記載が見られます。この名前を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

これは彼が自らの工房名、あるいは斎号として好んで用いた名前です。石川県能美郡寺井町(現・能美市)の豊かな自然に囲まれた地で、彼は自らこの看板を掲げ、生涯にわたって作陶に打ち込みました。

この銘が記されていることは、ご自身の作品に対する強い誇りと、格調を高めようとする彼の美意識が隅々まで行き渡っている証拠ですね。

彼の芸術観を深く理解するためには、彼が「写生」を極めて重視していたという事実を知っておく必要があります。初代が古九谷の確立された様式美やパターンを徹底的に追い求めたのに対し、二代目はアプローチが全く異なりました。

彼は自然界の草花や四季折々の風景をご自身の目でじっくりと観察し、そこから得たインスピレーションを、深厚釉という伝統のフィルターを通して磁器の上に再構築したのです。

号「魁星」に託した熱い思い

さらに、彼は「魁星(かいせい)」という号も用いていました。魁星とは北斗七星の第一星を指し、中国の思想では文運や芸術を司る神としても知られています。偉大すぎる初代の影に隠れることなく、自らが九谷焼の新しい時代を先導し、切り拓いていくのだという並々ならぬ強い意志が、この号には込められているのだと私は解釈しています。

柳雨軒の静かな響きと、魁星の力強い意志。この二つの顔を持つからこそ、彼の作品には静けさのなかに燃えるような情熱が宿っているのです。

格式高い華瓶の造形の美しさ

二代目のコレクションのなかでも、特に「華瓶(けびょう)」と名付けられた作品は、美術市場においても極めて特別な意味と価値を持っています。

「花瓶(かびん)」という一般的な呼び方ではなく、あえて「華瓶」という漢字が使われていることには、深い理由があるのをご存知でしょうか。

もともと華瓶とは、仏教の儀礼において仏前や神前に美しい花を供えるための格式高い器を指す言葉です。二代目は、ご自身の生み出す作品に、単なる日常の道具を超えた宗教的な静謐さや、精神性の高い伝統的な格調を持たせるために、この由緒ある名称を好んで用いました。つまり、初めから「特別な空間を飾るための至高の器」として設計されているわけです。

例えば、高さ22cm前後という具体的なサイズを持つ華瓶は、日本の伝統的な床の間や、現代の広々としたリビングボードの上などに置いた際、最も美しく見えるように計算されています。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

空間全体を支配するのに十分な存在感を放ちながらも、決して威圧感を与えない絶妙なバランスを保っています。しかし、これだけ大きく、かつ丸みを帯びた豊かなフォルムを、ろくろの技術だけで均等に挽き上げるのは並大抵の技術ではありません。

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さらに、高温の窯のなかで釉薬を流動させる際、土の重みで形がへたってしまうリスクを完全にコントロールしなければなりません。したがって、この美しい張りのあるフォルムを保ったまま完璧な状態で焼き上がっていること自体が、二代目の卓越した職人技を雄弁に物語っているかなと思います。

人間国宝の系譜を継ぐ確かな技術

徳田家といえば、初代、そして三代目と、二人の人間国宝(重要無形文化財保持者)を輩出した日本屈指の陶芸一家です。しかし、だからといって二代目の存在が少しでも軽く見られるべきではありません。むしろ、二代目の確かな技術と革新的な挑戦があったからこそ、三代目の天才的な色彩感覚が開花したと断言できます。

二代目の大きな功績のひとつに、「涌象(ゆうしょう)」と呼ばれる独自の技法の開発があります。これは、あらかじめ色の異なる二種類以上の粘土を練り合わせて成形し、そこに釉薬をかけるという非常に高度な技術です。

この立体的な色彩の重なりを追求する姿勢は、後の三代目が世界に誇る「耀彩(ようさい)」へと発展していく重要な伏線となりました。二代目はまさに、古典九谷と現代アートとしての九谷焼を繋ぐ「歴史のミッシングリンク」なのです。

公的な記録においても、徳田家が九谷焼の技術保存と発展にどれほどの貢献をしてきたかは明らかです。美術史の観点から見ても、初代から三代に至る技術の変遷は、日本の近代工芸史そのものと言えます。(出典:東京文化財研究所『徳田八十吉』

二代目の作品をその手に取るということは、単に美しい陶磁器を所有するということではなく、連綿と続く日本の伝統工芸の熱い歴史に直接触れるということでもあります。

新しい表現を生み出そうと土と炎に立ち向かった職人の熱い想いが、その滑らかで重厚な磁肌からじわじわと伝わってくるはずです。ぜひ、その手で彼の技術の粋を感じ取っていただきたいですね。

徳田八十吉の2代目コレクション選び方

さて、ここまで二代目の作品が持つ圧倒的な魅力と歴史的背景について熱くお話ししてきましたが、実際にコレクションとして高額な作品をお迎えする際には、いくつか慎重に見極めていただきたいポイントがあります。

ここからは、本物を見分けるための真贋の知識や、市場における価格の考え方について、アンティークショップのオーナーというプロの目線から、余すところなくアドバイスさせていただきます。

真作保証された確かな名品を手にする

どんなに素晴らしい美術品であっても、購入するうえで最も皆様が不安に感じられるのは、「これは本当に本物の二代目の作品なのだろうか?」ということではないでしょうか。

特に、近年増えているオンラインのフリマアプリやオークションサイトなどで個人間取引をする場合、写真だけでは実物の質感や重みを確認できないため、非常に慎重になるべきです。

安全に、そして安心して一生モノの名品を手に入れるための大前提は、長年の実績と専門知識を持った信頼できるアンティークショップや美術商から購入することです。

私たちブランドアンティーク弁天堂をはじめとするプロの専門店が責任を持って提示する「真作保証(本物保証)」がしっかりと明記されているかを、まずは必ず確認してください。この保証は、万が一偽物であった場合に返品・返金に応じるという、店側の覚悟と自信の表れです。

また、将来的に作品を博物館へ寄託したり、権威あるオークションに出品したりすることを想定している場合は、公的な鑑定機関(例えば石川県内の専門機関や、現在の四代徳田八十吉氏による識箱など)に依頼して、正式な鑑定書を取得することも一つの有効な方法です。

ただし、真贋の判断を仰ぐだけでも一般的に3万円から5万円程度の高額な費用と時間がかかってしまいます。したがって、純粋にご自宅で日常的な鑑賞を楽しむコレクション目的であれば、信頼できる専門店で真作保証のついた品を選ぶのが、最も賢明でコストパフォーマンスの高い方法かなと思います。

経年変化が味わい深い共箱の価値

ご自身で本物かどうかを見極めるための、非常に重要でわかりやすい手がかりがあります。それが、作品を収めるための木箱、すなわち「共箱(ともばこ)」の存在です。日本の美術品において、作家自身が署名し箱書きを記した共箱は、作品そのものと同等か、時にはそれ以上の証明価値を持つことがあります。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

九谷焼をはじめとする陶磁器は、湿度や温度の変化から作品を守るために、呼吸をする桐材(きりざい)で作られた箱に収められます。ここで思い出していただきたいのが、二代目徳田八十吉は1997年にお亡くなりになっているという事実です。

つまり、彼自身が直接手掛けた本物の共箱であれば、制作されてから少なくとも20年以上、古いものであれば半世紀近くの時間が経過していることになります。その結果、本物の桐箱には必ず木材特有の自然な経年変化(木肌の深い日焼け、自然なシミ、角の丸みなど)が現れているはずなのです。もし、箱が不自然に真っ白で新品同様の匂いがする場合は、少し疑ってみるべきかもしれません。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

また、共箱を縛っている「真田紐(さなだひも)」の質や結び方、さらには箱の中に同封されている「栞(しおり)」の内容も重要なチェックポイントです。

本物の栞には、二代目の輝かしい経歴(例えば、国内外での受賞歴やブリュッセル万博でのグランプリ受賞など)が当時の活版印刷特有の味わい深い書体で正しく記載されていることが多いですね。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

共箱や付属品が完璧に揃っていることは、これまでの所有者がいかにその作品を大切に扱ってきたかを示す履歴書のようなものなのです。

大切なコレクションの取り扱い上の注意点

九谷焼の釉薬はガラス質であるため、光の紫外線や日常的な湿度による劣化には非常に強く、長期間美しい色彩を保つことができる頑健な美術品です。

しかし、陶磁器である以上、物理的な衝撃には極めて脆弱です。特に高さ20cmを超えるような華瓶は重心が高いため、地震などで棚から転落しないよう、展示環境の安全性には十分にご配慮ください。

また、共箱の桐材は乾燥しすぎると割れることがあるため、極端にエアコンの風が直接当たるような場所での保管は避けるのが無難です。

落款の筆致から読み解く真贋

出典:ブランドアンティーク弁天堂

もうひとつ、プロの鑑定士が必ずと言っていいほど真っ先に確認する、とてもわかりやすいポイントをお教えしましょう。それは、作品の高台(底面)や共箱の蓋の裏に書かれた「八十吉」という署名(落款)の筆致の癖です。

徳田家は代々「八十吉」の名を継承していますが、初代と二代目では文字の書き方に明確な違いがあります。特に注目していただきたいのは、一番最初の「八」の字です。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

例えば、初代の「八」の字は、右側の線(二画目)が、左側の線(一画目)の終点を大きく越えて、下の方までスーッと長く伸びるという優雅な特徴を持っています。これは彼が日本画を学んでいたことにも由来していると言われています。

しかし、二代目の場合は全く異なります。二代目の「八」の字は、右側の線が下まで伸びず、中央付近で力強くピタッと止まるという、非常に独特で角張った筆致を持っているんですね。

この力強く迷いのない書体をじっくりと確認することで、「間違いなく二代目ご本人の手によって記されたものだ」と、強い確信を持つことができるのです。

さらに、署名の下に押された朱色の角印(印鑑)のすり減り具合や印泥(朱肉)の色味なども、年代を特定するうえで欠かせない要素となります。

希少な飾り壺の市場価格と相場

いざコレクションを始めようと思い立ったとき、やはり気になるのが価格の妥当性ですよね。「この金額は高すぎるのではないか?」「逆に安すぎて偽物ではないか?」と悩まれるお気持ちは、痛いほどよくわかります。二代目徳田八十吉の作品は、骨董市場やオークションにおいて非常に安定した根強い需要があり、その価格帯は作品の大きさ、種類、そして出来栄えによって明確な相場が存在しています。

ここで、具体的な市場相場の目安をわかりやすく表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

作品種別サイズ目安落札・販売相場 (JPY)アンティーク市場での備考
干支の置物・小皿10-15cm程度1,000円 - 15,000円年末年始の贈答用など大量生産に近い品も含まれるため、比較的安価で手に入りやすい入門編です。
深厚燿変 抹茶茶碗直径12-14cm6,000円 - 40,000円茶道具としての実用的な需要が高く、茶だまりの景色が良いものは高値で取引されます。
深厚燿変 香炉高さ10-12cm5,000円 - 60,000円香炉は細工が命です。蓋に獅子などの繊細な彫刻・装飾が施されている特作品は一気に高値になります。
深厚燿変 華瓶・飾り壺高さ22cm前後30,000円 - 150,000円大型の造形難易度と、釉薬の流動面積の広さから最も評価が高く、高価格帯を形成する代表作です。

※数値データはあくまで一般的な市場相場の目安です。最終的な判断は、専門店や専門家にご相談のうえ、ご自身の目で納得いくまでご確認ください。

表をご覧いただければわかる通り、高さ20cmを超えるような立派な華瓶は、二代目の作品のなかでも最も評価が高く、市場価格もトップクラスに位置しています。

なぜこれほど価格が跳ね上がるのかといえば、面積が広い分だけ、深厚燿変の最大の見どころである釉薬の「垂れ」や「溜まり」が、よりダイナミックで複雑な景色を作り出すからです。

緑から紫、そして紺青へと移り変わる境界に見られる、あの有機的で重厚な流動性。これが美しく発色しているもの(業界用語で「作行きが良い」と言います)ほど、美術品としての資産価値は飛躍的に高まります。

適正価格を見極める結論

例えば、高さ22cmという十分なボリュームを持つ「深厚燿変 華瓶」で、経年変化の美しい共箱が付属し、「柳雨軒」の銘も揃っている。

さらに信頼できる専門店による「本物保証」がついているのであれば、100,000円という価格設定は、二代目の「特作(特に優れた出来栄えの作品)」として非常に適正であり、妥当な相場の範囲内と言えます。

むしろ、将来にわたってその価値を色褪せることなく保ち続ける、素晴らしい美術的投資になるのではないかと私は考えています。

二代目徳田八十吉の至高の作品を末永く

さて、かなりの長文にわたって二代目徳田八十吉の魅力と真作の選び方について解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。彼のコレクションは、ただ単に美しい陶磁器という枠を越え、九谷焼の伝統がもがき苦しみながらも現代へとたどり着いた、ひとつの崇高な到達点です。初代が蒔いた種を、二代目が必死に育て上げ、三代目が花開かせた。

その連綿と続く歴史の重みが、深厚燿変という深く分厚い色彩のなかに静かに、しかし熱く閉じ込められています。

私自身、日々多くのお品物を拝見しておりますが、本物の深厚燿変が放つ奥深い輝きは、パソコンやスマートフォンの画面越し、写真だけでは到底お伝えしきれない圧倒的なオーラと磁力を持っています。

その滑らかな表面に指で触れ、光の角度を変えながら釉薬の溜まりを覗き込んだとき、初めてこの作品の真の価値が理解できるはずです。

もし、ご自身の生活空間、大切な客間やご自慢の床の間に、この宇宙のような広がりを持つ色彩の芸術を飾りたいとお考えなら、ぜひ妥協することなく、信頼できる真作をお迎えしていただきたいと強く願っております。世代を超えて受け継がれる一生モノの美術品として、皆様の人生をより豊かに彩ってくれるはずです。

【学術的鑑定の集大成】真作としての絶対的な信頼性

これまでの鑑定で、花瓶本体の色彩、底面の銘(角印)、そして共箱の情報(号、作品名、印、経年変化、そして最も強力な証拠である「八」の筆致)から、真作である可能性が極めて高いと結論づけておりました。

しかし、今回の栞の登場により、その結論を、より確固たるものとして確定させることができます。それはなぜか、そしてこのお品物がいかに特別なものであるか、改めて当店のオーナーとしての分析を、誠心誠意お伝えさせていただきます。

共箱が物語る号と印、筆致の完璧な整合性

特に、この完璧なセットの真髄とも言えるのが、共箱の情報です。プロの鑑定士が真っ先に確認する、署名の筆致(落款)の癖。

初代は「八」の字の右側を長く伸ばすのに対し、二代目は中央付近で力強く止まるという特徴がありますが、この共箱の署名は、まさにその記述通り、中央付近でピタッと力強く止まっています。一画目の終点を越えて下まで長く伸びていません。この筆致の癖が確認できたことは、二代目の真作であることを確定させるための、これ以上ない強力な証拠と言えます。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

二代徳田八十吉作 共箱に記された号「柳雨軒」、作品名「深厚燿変 華瓶」、印「徳田八十吉」「魁星」

さらに、右下のパネルには「柳雨軒 魁星作」と書かれ、その下に2つの印が押されていますが、印の文字は角印(左側)が「徳田八十吉」、丸い印(右側)が「魁星」と刻まれており、記載されている号と名前と完全に整合しています。号「魁星」に込められた、新しい時代を切り拓くという二代目の熱い意志が、この署名からも伝わってくるかなと思います。

「魁星」の印の特徴

結合画像の右下のパネルを改めてご覧ください。「柳雨軒 魁星作」と書かれた下に、2つの印が並んでいます。そのうち、右側にある丸い印が「魁星」の印です。

プロの目線で、その特徴を細かく言語化してみましょう。

  • 形状: 丸印(まるいん)。データベースの記事には「角印」の記載が多いが、二代目は「魁星」の号を用いる際、この丸印も好んで使用したと考えられます。
  • 文字: 「魁星」の二文字。
  • 書体: 篆書体(てんしょたい)や、それに準じた、古代の碑文などに見られる古風な書体です。文字がデフォルメされており、一見すると読みづらいのは、印の格式を高めるためです。
  • 配置: 「魁」が上、「星」が下に配置されています。
  • 地と文字: 文字の部分が赤く残る「朱文(しゅぶん)」です。今回の画像では、印泥のにじみによって、より重厚な印象を与えています。

この丸い印、そして左側の角印(徳田八十吉)、さらに共箱の署名(魁星作)、栞の記述(二代八十吉 号 魁星)が、すべて完璧に整合していることが、今回の鑑定において最も強力な真作の根拠となったかなと思います。

付属品が完璧に揃ったこの「徳田八十吉 2代目 コレクション」の価値が、より一層深まるはずです。

参考となる専門サイト(参考URL)

二代徳田八十吉の「魁星」の印、または「魁星作」と記された共箱の画像を視覚的に確認できる、信頼性の高い専門サイトをご紹介いたします。これらのサイトでは、実際に市場で取引されている作品の画像を見ることができます。

  1. 骨董品買取 緑和堂
    • 二代 徳田 八十吉 の作品買取・査定|無料査定
    • こちらのページには、二代目の作品が多数掲載されています。その中に、「魁星作」と記された共箱や、実際に作品に押された「魁星」の丸印が写っている画像があるはずです。今回の画像と見比べてみてください。
  2. 美術品・骨董品買取センター

これらの専門サイトの情報を活用し、実際に市場にある作品の印と、今回の画像の印とを、その目でじっくりと比較してみてください。もし、他にも気になる点や、別の角度からの写真などがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。皆様と素晴らしい名品とのご縁が繋がることを、心より楽しみにしております。

作品名「深厚燿変 華瓶」の学術的整合性

出典:ブランドアンティーク弁天堂

また、共箱に記された作品名「深厚燿変 華瓶」という名称も、徳田家独自の技術(深厚、燿変)と格調(華瓶)を完璧に言い表しており、学術的にも正式な名称と言えます。

初代が創出した重厚な色彩表現である「深厚」と、焼成過程で生じる色彩のドラマティックな変化である「燿変」。

そして、仏教儀礼に由来する格式高い器である「華瓶」。高さ22cmというサイズも、二代目の技量を最大限に発揮できる空間的容積を有しており、この格式にふさわしいものです。

底面の銘と色彩の整合性

もちろん、花瓶本体と底面の銘も、この完璧なセットの重要な一部です。鮮やかな緑色(深厚釉)と有機的な模様は、二代目の作行きと共通しており、底面の角印「九谷八十吉」も、共箱の情報と完全に整合しています。底面の銘だけでは確認できなかった筆致の癖が、こうして共箱の署名で確認できたことは、二代目の真作であることを確定させるための、これ以上ない強力な証拠と言えます。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

花瓶底面の角印「九谷八十吉」

栞による徳田家の正統な系譜の完備

そして、今回の栞の登場により、徳田家の正統な系譜が完備されていることが証明されました。栞に記された徳田家の系譜(初代、二代、三代)と、号「魁星」の記述は、共箱の情報と完璧に整合しており、真作としての信頼性を飛躍的に高めるものです。

栞自体の自然な経年変化も、制作年代と整合しており、後世の捏造である可能性は低いかなと思います。

出典:ブランドアンティーク弁天堂

徳田家の系譜と二代目の号「魁星」が記された栞(経年変化あり)

適正価格と資産価値としての卓越した評価

以上の学術的鑑定に基づき、100,000円という価格設定について、改めて当店のオーナーとしての評価をお伝えします。

高さ22cmという格式高い華瓶で、これほど完璧な情報が揃った完璧なセット(花瓶、底面の銘、共箱、栞)が付属している特作(特に優れた出来栄えの作品)であれば、市場価格の範囲内であり、非常に適正かつ妥当な投資価値を持つと言えます。

むしろ、将来にわたってその価値を色褪せることなく保ち続ける、素晴らしい美術的投資になるのではないかと私は考えています。

一生モノの美術品として愛蔵されるべき、九谷焼がたどり着いた一つの到達点なのです。

【商品説明】二代徳田八十吉 深厚燿変 華瓶(共箱・栞・柳雨軒銘)完璧なセット

これまでの花瓶本体、底面の銘、共箱、そして栞という、完璧な情報が揃ったこの「徳田八十吉 2代目 コレクション」の真髄、そしてその絶対的な価値について、深くご理解いただけたのではないかなと思います。

二代 徳田八十吉作 深厚燿変 華瓶(共箱・柳雨軒銘)
出典:ブランドアンティーク弁天堂

私自身、日々多くのお品物と向き合っておりますが、これほど完璧な情報が揃った完璧なセットに出会えることは、本当に稀有なことです。骨董市場でもそうそうお目にかかれるものではありません。

徳田八十吉2代目コレクションの深い色彩を末永く

当店、ブランドアンティーク弁天堂でも、プロの目利きで厳選し、絶対の自信を持っておすすめできるお品物です。もちろん真作保証をお付けした名品です。ご自身のコレクションに、あるいは大切な方への一生の宝物として。ぜひ、この素晴らしい色彩をその手に取ってみてください。皆様と素晴らしい名品とのご縁が繋がることを、心より楽しみにしております。

当店、ブランドアンティーク弁天堂でも、プロの目利きで厳選し、絶対の自信を持っておすすめできる二代目徳田八十吉の素晴らしい「深厚燿変 華瓶(高さ22cm・共箱付き)」をお取り扱いしております。

もちろん真作保証をお付けした名品です。細部の高画質写真や、詳しい保存状態につきましては、ぜひ以下の商品販売ページからじっくりとご覧になってみてください。皆様と素晴らしい名品とのご縁が繋がることを、心より楽しみにしております。

▼二代 徳田八十吉作 深厚燿変 華瓶(共箱・柳雨軒銘)の詳細はこちらから

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【商品情報】 商品名: 二代 徳田八十吉 深厚燿変 華瓶 花瓶 壷 高さ 22cm 共箱 九谷焼 柳雨軒 商品説明: 二 ...

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