2024年流行語大賞】ドラマ界から11年ぶりの選出となる快挙「ふてほど」が選ばれたその理由
2025年は流行語大賞にどんな言葉がノミネートされるのか。待ち遠しいですね。
2024年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月2日に発表されました。
ここ数年、流行語大賞に選ばれていた言葉が野球関連でしたが、ここにきてその流れを覆す結果になりましたね。
TBSの大人気ドラマ「不適切にもほどがある!」が大賞に選ばれたんですよね。

このブログでは、大賞に選ばれたドラマ「不適切にもほどがある!」がなぜ受賞することができたのか。
その真相を調べてみました。
是非、最後まで読んでいってくださいね。
なぜ「ふてほど」が選ばれたのか?2024年は不適切事案が目白押しだった
阿部サダヲさん(54)が主演を務め、今年1月に放送されたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」「ふてほど」が流行語大賞に輝きました。


そして、今年ノミネートされた言葉はこの通りです。
様々なことが起こりましたよね。
聞いたことも無い言葉もいっぱいありますけどね

そして、2024年流行語大賞にあたって、今回、選考委員を務めたのはこの方々です。
さて、この流行語大賞。
毎年なにかと、野球で活躍されるスター選手が注目を浴びることが多く、今年も流行語に選ばれる候補としては、
野球界からという予測を立ててる人が多かったんじゃないかなと思うのです。
大谷翔平選手が良い例ですね。彼の活躍は素晴らしかったから。
大谷翔平選手の「50-50」というフレーズがノミネートされてます。
これが大賞に選ばれると思った大谷翔平ファンの人は多かったんじゃないでしょうか。
そしたら、意外や意外、なんとドラマ作品から大賞が選ばれたんです。
実に11年ぶりにドラマからの大賞だったらしいです。
それぐらいこのドラマ「不適切にもほどがある!」の与えた影響力がすごかったってことですよね。

「ふてほど」が流行語大賞に選ばれた理由については次のことがあげられます。
流行語大賞 選出の理由
不適切事件やニュースが目白押しだった。
毎年なにかと不祥事はありますが、今年はまあひどかったですよね。
思いつく限りの不祥事事件をリストアップしてみました。

不適切にも程があったニュース、その1
大手の自動車メーカーからの型式指定申請における不正行為
マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキ、トヨタ自動車の5社が不正でやらかしました。

不適切にも程があったニュース、その2
自民党の人達がパーティー券収入を隠して収支報告書を訂正
去年とおととしの2年分の政治資金収支報告書に政治資金のパーティー券や購入者と金額を
全て、記載していなかったんですよね。未記入分を追記という収支報告書を訂正しました。

不適切にも程があったニュース、その3
小林製薬の紅麹関連製品で健康被害
実際死者も出ているのに原因究明が遅く被害者への謝罪も誠意の伝わるものではありませんでした。

不適切にも程があったニュース、その4
宝塚歌劇団のパワハラ
宝塚歌劇団で、パワハラが明るみになりました。
遺族に対して謝罪がなされました。
名門中の名門で起こった悲劇です。闇深いです。

不適切にも程があったニュース、その5
三菱UFJ貸金庫窃盗事件
貸金庫が盗まれました。被害額は十数億とか。
補償できるんでしょうかこれ。
まだまだ、こんなもんじゃないですね。今年の不適切ニュース。
- 中学生殺傷事件
- キャベツ盗難事件
- 闇バイト事件
それに加えて、外国人による国内での騒ぎといい、カオスとしかいいようがありません。
個人的に、中国人観光客の奈良の鹿虐待は許せません

で、面白いのは今年に入った不祥事ニュースが、もし過去に起こったとしたら。
昔なんて、体罰なんてあたりまえ。
バブルの時代は、いろいろな不祥事が当たり前のように横行していた時代でもありましたから。
教育現場などでの体罰、職場などでのパワハラやセクハラが日常的だった昭和61年から、コンプライアンスで縛られた令和6年にタイムスリップした“昭和男”の小川市郎(阿部サダヲ)らの気持ちの変化を描いた内容だった。
引用:ヤフーニュース
昭和の「当たり前」は令和の「不適切」!? “昭和”から“令和”にタイムスリップしたことで改めて感じる人々とのギャップ
出典:ORICON NEWS 2024/1/26(金)
「産後の働き方問題」「既読スルーへの疑問」など、現代に刺さる問題を、解像度を高く綿密に描いた
出典:スポニチ Sponichi Annex 2024/12/2(月)
“苦肉の策”が、世代間ギャップの企画なのでは。歌番組でも『昭和世代・平成世代のベストソング』みたいな企画が多くなって
出典:Smart FLASH 2022/6/2(木)
昭和の時代とちがって、今じゃ上司が部下に対してハラスメント何てもってのほかだし、サービス残業なんて問題視されますよね。
コンプライアンスなんて昔は無いに等しかった時代です。
今の世の中じゃ、従業員に対する配慮を見直さないといけない時代なんですよね。
それでも過労で死ぬ人がいるから恐ろしい話ですけど。

そんな時、このドラマ「不適切にもほどがある!」は、昭和の主人公が現在の令和時代にタイムスリップするところが面白い。
昭和のルールなんて、令和じゃ通用しないんだよね。
でも、昭和ルールを使って主人公が令和ルールに一石を投じ、問題解決にあたるところが面白かった。
流行語に選ばれた理由は、皮肉にも現在の世の中で抱えてる問題にふてほどの世界が結びついて、時代こそ違っても「不適切なことは不適切である」
というメッセージ性を視聴者に投げかけることができたドラマだった。
これが決定打になったということです。
昭和世代、平成世代、令和世代、Z世代といった世代ごとのカルチャーや出来事をピックアップしたり、ジェネレーションギャップを議題とするバラエティ番組が近年、数多く放送されていることも無関係ではない。そういった番組の背景の一つにあるのが、テレビ離れ。“ジェネレーションギャップ番組”は、「そうそう、こんなことがあった」という共感や、「今ではありえない」という驚きや反感を、幅広い層から得ることができる。つまり多くの視聴者を取り込む可能性を持った内容と言えるかもしれない。
それでも実際のところ、ジェネレーションギャップ番組は当たり外れが大きいようだ。その点「ふてほど」は、ジェネレーションギャップを興味深く描き、それが『流行語大賞』年間大賞を受賞するなどのヒットにつながったのではないか。
引用:ヤフーニュース
皮肉にも、今の時代は外国人による犯罪も起きたりして昭和時代とは違った問題がどんどん起こっていますよね。
でも、現在では昭和の考えなんて何の役にも立たない。
仕事で、頭小突いただけでも罪になるし、学校での体罰は教師が職を失う世の中です。
でも、このドラマは令和のコンプライアンスなんてくそくらえのような、古い考えを貫き通す主人公の姿に
まさに、現在の若者の考えに一石を投じたと言えるインパクトを与えたと思うのです。
なんと朗報ですよ!!!

2024年12月30日、そして12月31日に

「不適切にもほどがある!」一挙放送SPを金曜ドラマでTBS再放送ですよ!!

これはまさに、朗報。どんな作品だったのか、改めて楽しませてくれそうです。
ドラマ「不適切にもほどがある」ってどんな作品?

「ふてほど」は、宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手がけたヒューマンコメディです。
不適切にもほどがある。ストーリー概要
主人公:小川市郎(阿部サダヲ)体育教師
1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう
“昭和のダメおやじ”
昭和時代で生活をしている彼の言動は、令和時代で通用するはずもなく
その行動がまさに”不適切”。
ですが、コンプライアンスに縛られた令和の人々にとって、彼の行動は
革命的ともいえるものだったのです。
昭和と令和のギャップを小ネタに取り入れ、物語は時に爆笑を誘い
時にミュージカル仕立ての演出で視聴者を釘づけにしてくれます。
コンプライアンスが重視される今の世の中に対して、昭和を生き抜いた人の考えが、逆に若い世代には斬新に映り、考えさせられる作品となったことでしょう。
過去のドラマ関連ワードで大賞に選ばれた言葉
ドラマ関連の言葉が大賞に選ばれるのは11年ぶりのことです。
直近では、2013年に以下の2つの言葉が大賞を受賞していました。
- TBS日曜劇場「半沢直樹」:名ゼリフ「倍返し」
- NHK連続テレビ小説「あまちゃん」:「じぇじぇじぇ」


半沢直樹、面白かったですね~。

倍返しは、今でも日常会話で使ってる人いるんじゃないかなとさえ思ってしまいますね。
まとめ 2025年1月ではまだ話題はのぼりませんが、既に元日結婚の話等目白押しです
いかがだったでしょうか。 流行語大賞「ふてほど」が受賞したことについてまとめてみました。
2025年の今年は、どんな話題がのぼるのでしょう。既に元日からおめでたい話が続々あがってはいますが。
今年はまた大谷翔平選手の活躍、そして田中真美子夫人の出産、新ドラマ、明るいニュースもあれば、暗いニュースも飛び込んでくるでしょう。
吉報もあれば、訃報もあるかもしれません。
2024年12月30日より2日にかけて、このドラマ「不適切にもほどがある!」年末一挙放送SPが放送されました。
来年の今頃は、もしかしたら流行語大賞に選ばれたドラマ等もくるかもしれませんね。
ここまで読んでくれてありがとうございました。