大変貴重な品を拝見する機会がありました
お客様が持って来られた遺品の中に、この旗が
当時、戦争中に出兵したご主人が特攻隊員だった為
旗に寄せ書きをし、戦争へ行ったんだそうです。
そして、もしかしたら特攻によって他界されていたかもしれないご主人が
まさに飛び立つはずだった時に、終戦となり、命を落とさずに済んで
帰国されたんだそうです。
とはいえ、当時は非常に恥ずかしい想いをされてたとのこと。
国の為に死んでいくことが名誉という考えがありましたから。
この品は、お客様が当時17歳、特攻隊のご主人が帰国して17歳で嫁いだ時の
ご主人の想いでの品です
さすがにお買取りなんてできません。 ご主人である故人のことを偲んで心が揺さぶられる日でした。
この写真は、ご遺族である奥様の許可を得て掲載させて頂いております
故.石川忠勝氏 ご冥福をお祈りいたします